PET研究について

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南東北創薬・サイクロトロン研究センターでは、FDG-PETによるがん診断等の保険診療やがん検診の他に、様々なPET薬剤を用いてがんや認知症の臨床診断や治療方針の策定、治療効果の判定などにPET診断を研究的に実施しています。また、新たな有用なPET診断法を導入するため、PET薬剤の開発からそれらの臨床応用に関する研究にも積極的に取り組んでいます。

動物用PET-MRI

動物用PET-MRIを導入しています。PETとMRIを連動して撮影できるため、PETで得られる機能情報とMRIで得られる形態情報を重ね合わせることによる、病変部位の正確な特定ができます。

動物用PET-MRI
動物用PET-MRI
動物飼育装置
動物飼育装置

サイクロトロン

住友重機械工業株式会社製HM-20を導入。大電流値照射が可能となりました。計8本のターゲットから放射性核種を効率よく得られます。

厚さ1.5mの転送装置の扉
厚さ1.5mの転送装置の扉
転送装置
転送装置

臨床使用可能な PET 薬剤

PET薬剤 機能 対象
18F-FDG グルコース代謝 腫瘍、脳、心臓など
18F-FBPA アミノ酸代謝 腫瘍
18F-FRP-170
18F-FMISO
低酸素イメージング
11C-4DST DNA 合成
18F-NaF 骨代謝 骨疾患
18F-Flutemetamol
18F-NAV4694
アミロイド蛋白イメージング 認知症
18F-MK6240 タウ蛋白イメージング
11C-Flumazenil 中枢性ベンゾジアゼピン受容体 てんかん
11C-Raclopride ドパミンD2受容体 運動障害

法人内の倫理委員会により承認された研究

  1. 標準治療が困難な頭頸部扁平上皮癌患者に対する加速器BNCTの線量最適化による第Ⅱ相臨床試験

    (廣瀬勝己、南東北BNCT研究センター)

  2. 腫瘍組織型および糖代謝状態の18F-FBPA-PET集積性への影響に関する研究

    (廣瀬勝己、南東北BNCT研究センター)

  3. アルツハイマー型認知症が疑われる認知機能障害を有する患者を対象とした11C-PiBによるPETデータの定量評価に関する研究

    (松田博史、南東北創薬・サイクロトロン研究センター)

  4. 炭素11標識ラクロプライドPET/CTによるパーキンソン病・パーキンソン症候群の診断

    (鷺野谷利幸、南東北医療医療クリニックPETセンター、南東北創薬・サイクロトロン研究センター)

  5. 炭素11標識フルマゼニルPET/CTによるてんかん・高次脳機能障害の診断

    (驚野谷利幸、南東北医療医療クリニックPETセンター、南東北創薬・サイクロトロン研究センター)

  6. フッ素18標識フッ化ナトリウムを用いたPET/CTによる骨代謝異常定量評価の試み

    (鷲野谷利幸、南東北医療医療クリニックPETセンター、南東北創薬・サイクロトロン研究センター)

  7. ホウ素中性子捕捉療法の適応評価を目的とした18F-FBPA-PET/CT臨床研究

    (高井良尋、南東北BNCT研究センター)

治験について

南東北創薬・サイクロトロン研究センターは、企業主導治験等における外部検査機関としてPET 検査実施も受託可能です。
GMP管理対応可能なホットラボにて PET 薬剤を製造し、半導体 PET カメラで得た画像を提供いたします。また、新規PET 薬剤の導入が必要な場合もご相談ください。